【口の病気】
マイコプラズマ
マイコプラズマとは
マイコプラズマ肺炎というのは、細菌とウイルスの中間のような性格を持ったマイコプラズマ菌が肺に感染して起こる病気。
赤ちゃんにはあまり見られず、5~10才ぐらいの子どもがかかりやすい病気です。
症状
鼻水、鼻づまり、熱は出る場合と出ない場合があり、子どもによっては39~40度の高熱が続く場合も。しつこいせきが特徴で、長いせきが1カ月以上続くケースもあります。
夜間、たんのからんだひどいせきが続き、呼吸が苦しそうになることもあります。
一般的には、本人は比較的元気で、全身状態がよいことが特徴といえます。
ここだけは覚えておきましょう
マイコプラズマの潜伏期間は?
- ① 潜伏期間
-
約2週間~3週間以内
(他人へ感染させてしまう期間) - ② 発症
-
1週間~2週間
(他人へ感染させてしまう期間) - ③ 回復期
-
せきは1カ月ほど続くこともあります。
発熱が治まってもせきは長期的に続くケースも多く、注意が必要です。
代表的な3つの症状です
マイコプラズマ肺炎の主な症状
- 乾いたせきが続く(夜間が多い)
- 発熱(38度~40度近い高熱)
- 胸痛・疲労感(胸の痛み)
診断
ほかにとくに目立った症状がないけれどせきが続く、という場合、このマイコプラズマ肺炎が疑われるのでとりあえず医療機関へ。
のどから菌を採って15分で診断することができます。
細菌性の肺炎と比べると感染した赤ちゃんが元気なので、レントゲン撮影をして初めて感染していることに気づく場合も少なくありません。
治療
抗生物質などを使い、軽症であれば通院でOK。
場合によっては入院させて治療する場合もあります。
治療をスタートすれば2週間ぐらいでせき、熱などが治まります。