【口の病気】
喉頭炎で声のかれた人、声の出しにくい人に

喉頭炎で声のかれた人、声の出しにくい人に

喉頭とは

首の中ほど(のどぼとけの部分)にあり、声帯はその真ん中にあります。

空気の通り道(気道)の一部で声帯は声を出すことが大きな働きです。

声のかれやすいのは次のような職業や趣味の人です

  • 先生・お坊さん
  • バスガイド
  • 電話交換手
  • アナウンサー
  • 歌手
  • 営業
  • セールスマン
  • 運動部練習
  • コーラス
  • カラオケ
  • 詩吟
  • 民謡
  • その他

早くなおすには次のことに気をつけましょう

  • まず声を使う量をへらす、できれば沈黙療法。
  • 酒・タバコはやめる。
  • のどがいつも湿っているようにする。(あめ・トローチをなめる。マスク・吸入器を使う)
  • カゼ・過労・睡眠不足・不摂生等には十分気をつける。

声帯の安静

  • 用件は手短かに、必要以外の声は使わない。
  • なるべくあいづちをうったり、うなずくようにする。
  • 表情・動作・手でカバーする。
  • 長電話・長話・カラオケはダメ。
  • どなる・叫ぶ・かけ声など突然の大声はもっとも悪い。
  • 騒音の中やカゼの吹く中で話さない。
  • 咳や咳払い、くしゃみも声帯に影響する。

声の出し方

  • なるべく相手に近づいて、ささやくように話す。
  • のどや肩に力を入れず、リラックスして声を出す。
  • 一気に話さず、息つぎをして間をとるようにする。
  • 深い呼吸(腹式呼吸)でゆっくり、しかも低い声で話すようにする。