【鼻の病気】
正しい鼻のかみ方
正しい鼻のかみ方
正しく鼻をかめると鼻呼吸がしやすくなり、鼻すすりも防げます。 その結果鼻の症状が良くなるばかりではなく、耳の病気も予防できるのです。 正しい鼻のかみ方で上手に鼻水を出しましょう。
- 片方ずつ鼻をかみます。 両方から一気に息をださないで、 片方を押さえて片方ずつかみましょう。
- 口から吸ってゆっくり鼻をかみます。 口から息を吸って、 口を閉じゆっくり鼻から息を出します。
- ゆっくり、少しずつ、優しくかみます。 激しく鼻をかむと耳の中の圧力が高くなって 鼓膜が痛くなってしまいます。
- 最後まで鼻をかみ切ります。
正しい鼻のかみ方ってなに?乳幼児の鼻水ってどうするの?
間違った鼻のかみ方は危険です
- 両方の鼻を一緒にかむ
左右の鼻を一度にかむと、細菌やウイルスが含まれている鼻汁が鼻の奥に追い込まれ、副鼻腔炎(ちくのう)になることがあります。 - 力まかせにかむ
鼻の中が傷ついて鼻血が出たり、耳が痛くなることがあります。 - 中途半端にかむ
鼻汁が残ると、その中で細菌やウイルスが増えてしまいます。 - 鼻をほる
鼻くそを無理に指やティッシュでかきだすと、粘膜を傷つけて鼻血が出たり、傷から細菌が入って感染してしまうことがあります。 - 鼻をすする
鼻汁をすすると、細菌やウイルスが含まれている鼻汁が鼻の奥に入ってしまったり、耳にまで達して中耳炎の原因になることもあります。