その原因は大きく3つに分けられます。
お子さん自身、細菌、環境の3つです。
①お子さん自身について
特に3歳までは細菌に対する抵抗力が弱いためです。
(母乳で育てると比較的抵抗力が強くなるとされます。)
解剖的に耳管(耳と鼻の管)が十分に発達していないので鼻の菌が、耳の方へ入りやすいためです。
鼻をすすったり、両方の鼻をつまんで鼻をかむ癖がある場合は鼻の菌が耳に入りやすいためです。
②細菌について
最近、抗生剤に効きにくい菌が増加してきているためです。
③環境について
昨今、抗生剤に効きにくい菌が潜在的に保育園や幼稚園で蔓延しています。
その菌が集団保育により、うつりやすくなっているためです。
抗生剤が用法どおりに飲めていなかったり、途中でやめてしまった場合です。
菌が完全に除菌できていないため再発しやすくなります。
授乳の時にお子さんの頭を低くするとお乳が口から鼻、耳にいき中耳炎になりやすいとされてます。
同居する家族の喫煙もよくないです。